□ 93a - In the case of him - □
大昔、といっても高校時代で跡部さん達とよく集まってた頃だけど、あの頃にはもう跡部さんに会うのが辛くて、辛くて、話したらすぐにでも泣いてしまうんじゃないかっていうくらい情緒不安定だった。
中学の頃も情緒不安定だったけどどちらかといえばいい方の意味で、恥ずかしくててんぱってそして笑うことの方が多かった。それがいつしか心が苦しくなって耐えられなくなって行くのをやめてしまった。
大人、というか男女のドロドロとした部分を見て子供だった私はショックだったんだろう。その時女は友情よりも恋人を取るんだって初めて知った。そしてあっさりなくなった自分の居場所にどう説明をつけたらいいのかわからなくて途方に暮れたのだ。
「(未だにあれはトラウマだよなー…)」
全部が全部あんな恋愛をしたり修羅場を繰り広げたりしてるわけじゃないことも知ったけど。
今もさして経験値があるわけではないが、子供だったあの頃よりはマシな部類になったと思う。
「どした?」
「ううん。なんでもない」
覗き込んでくる岳人くんに微笑むと、彼は目を細め訝しがるような顔でこっちを見たがそこまで気にしてはいないのか「ふーん」といって前を向いた。
弦一郎が「日本に戻る!1人だけでは不安だ!」と大騒ぎした風邪も無事治り、その後幸村と仁王からの着信がいたずら電話のように履歴が埋まってげんなりした頃、気になってた映画が公開になったので岳人くんを誘った。
前に話した時に岳人くんも「気になってる」っていってたタイトルなのだ。
念のため「彼女さん大丈夫かな?」と聞いてみたら「とは友達なんだしいいんじゃね?」と返ってきたので今に至る。彼女はクリスマスに一緒に過ごすのでそれまではお互い自分の時間と仕事を頑張ろう、ということらしい。
本当はジローくんも候補に挙がってたのだけど現在絶賛爆睡中で電話に出ないのから諦めた。
そしてクリスマスカラーに包まれた映画館に続く道をダラダラと並んで歩きつつ、は先程のことを思い出しながら肩を竦めた。
「そういえば、この前パパラッチに遭遇してさ。跡部さんのこと聞かれちゃったよ」
「あーお前んとこにもとうとう来たか」
「え、そっちにも来たの?」
「同じ奴かはわかんねーけど、中学の頃からずっといるぜ。そういうの」
面倒クセーよな、とぼやく岳人くんにそうだね、と返した。そういえば昔もこんな話を渡瀬さんとしたっけ。取り巻きが煩いとかその中にストーカーがいるとか探偵だか記者の誰だかが跡部さんに家族、というか会社の事情を聞こうとして学校に潜入したとか色々規格外の話があった気がする。
それを考えるとこの前のおじさんは至って普通だったのかもしれない…とか思った。迷惑な人には変わりないけど。
「なんて名前だった?」
「んー確か尾沢って人。フラ〇デーって書いてあった」
「あ、そいつ俺も知ってる。跡部の浮気記事書いたのそいつだぜ」
「浮気って1番新しいやつ?」
定期的に浮気の話はあったからとりあえず読んだことのある記事の話をしたら、「そうそう」と返ってきた。そういえば前に読んだあの雑誌フ〇イデーだったわ。
「何いっても記事にすっから"下手なことはいわん方がええ"って侑士がいってたな」
「そうはいわれても…忍足くんみたいに頭回らないしな」
「まあ、次会ったら通報か無視でいいんじゃね?」
前に適当にいったことがスゲェ誇張されて載ってたことがあってビビッたんだよな、と零す岳人くんに自分が話したことは大丈夫だったか不安になった。…ダメだ。風邪で頭が麻痺してたから何話したか思い出せない。
私の発言で変なこと書かれてたらどうしよう、となんとなく不安がっていると岳人くんがを覗き込み「もしかして、のこと探ってたんじゃね?」といってきた。
「へ?何で?」
「だって昨日浮気相手と破局したってニュースになってたし、だったら次の相手がいるかも?とか思ってるんじゃね?」
「私に聞いた時は跡部さんがあのマンションに住んでるか?てことくらいだけど」
うすぼんやりと誰かと一緒にいなかったか?とも聞かれた気もするけど答えてないしな。答える義理もないけど。覚えてることといったら元彼女(っぽい人)に付き纏われてたくらいで、しかもあれ以降見てないし。私が見る限り女の影は全然ないんだよな。あれだけ浮気してるのに。
「……何?」
「いやさ。は跡部が浮気してるって報道されても何もいわねーんだなって思ってよ」
そういう話したら女って怒りそうなもんじゃね?と目をくりくりとさせて聞いてくる岳人くんには「うーん」と唸った。
「多分峯岸さんのこと殆ど知らないからじゃない?少しでも知ってたら意見変わってたかも」
「まー友達でもねぇのに怒るのは疲れるわな」
「あとは、私には関係ないからかなー。跡部さんは跡部さんだし」
婚約者とかあの浮気の数とかちょっと別世界だしね、と付け加えると「そういうもんか?」と岳人くんが首を傾げた。そうですよ、跡部さん自体別世界の人だし。
「けどま、がそういってくれてよかったわ。俺の彼女とかマジギレするしよ」
「あはは。怒られたんだ」
「笑いごとじゃねーし。跡部のことでケンカしなきゃいけない俺の身にもなれよ……ってそれはまあいいんだけど…笑うなっての!いやだからそれはいいんだよ!…あと、ついでにいっとくと跡部の浮気話全部嘘だから」
「え?嘘なの?」
「そ。跡部がいうには大人の事情ってやつなんだと。わざと撮られて裏で色々操作してるらしいぜ」
「うわーなんか政治的な匂い」
本気でヤバイのは金で黙らせたりしてるらしいし、と話す岳人くんに益々黒い話だと思った。いやまあ、あれだけ目立つんだからそれくらいしないと大変なんだろうけど。
そう考えると普通って大事なんだなって思って「大変だね」と零せば別に好きでやってんだからいいんじゃね?と返された。そうなのか。
「そういう駆け引きも含めての仕事らしいし、跡部もそういうの好きだしな。中高の頃に比べたらあっちの方はマジ大人しくなった方だぜ?」
「へぇー…」
仕事に集中してる分あいつまともなったよな!と笑う岳人くんにそんなこといえるのは岳人くん達ぐらいだよ、と思った。あの人一応社長で財閥の御曹司だし。
「じゃあ、余計なこと言わないように日頃から気をつけないとね」
「そうだな。俺もちくちく跡部にいわれたくねーし」
あん時の跡部超面倒くさかったなーとぼやく岳人くんにクスリと笑った。こういう話をしても笑えるくらい大人になれてよかったよ。昔の自分なら間違いなくショックを受けてたよ。もしくはホッとしたとか?
どう思おうと考えようと関係のない話なんだけどね。
そう思いながら話題がジローくんに移ったのではまだ寝てるのかな?と思いつつ岳人くんの話に相槌をうったのだった。
******
お店のBGMがクリスマスソングに彩られる。流れる曲は大抵決まっているので口ずさめる程度には耳にしていた。でもまあそれも今日でおしまいなのだけど。
本日はイヴが過ぎたクリスマス本番の日でお店は開店からフル稼働していた。前半は家族連れ、後半の夜はカップルが多い。中には友達同士もいるが気にしたら一気に居心地が悪くなるだろうというくらいカップルが多い。
多分メニューにカップル専用で用意されたのがあるからだろうな。テレビに出た時大きく宣伝してたし。
そして、こんな日に出勤してるバイトの子が今にも暴れだしそうな顔でホールを見つめている。ラブラブなカップルを引き裂かんばかりに見ているからこっちがヒヤヒヤしてくる。
「その顔隠さないとお客さんに文句いわれるんじゃない?」
「どうせ見えてませんよ。あいつら楽しそうにいちゃいちゃしてるじゃないですか」
人手が足りない、ということでホールに借り出されたのだがちょっとだけ時間ができたのでそんな会話をしていた。今は食事が終わって楽しく会話してるテーブルが多い。いかにもラブラブしてますってのから初々しくもじもじしてるカップルまで様々だ。
幸せそうだな、とぼんやり眺めていると隣から「チッ」と舌打ちが聞こえた。こらこら、舌打ちはいけないよ。
「だったら休めばよかったのに」
「…お金のためです。仕方ないんです」
「それはしょうがないね」
「さんだって似たようなもんでしょ?」
「まあ、お金のためですね」
でなければ今日働いてないよね、と肩を竦めると「まったくです」と力強く頷かれた。
「さんは彼氏に怒られないんですか?」
「怒られるも何もそんな人いないし。そっちは?」
「こっちは今日が締め日なんで仕事終わったら合流予定です」
それはそれはお疲れ様です、といえばお客さんから呼び出しがありは素早くテーブルに向かった。
クリスマスパーティーもそういうのが好きな人じゃないとやらないしな。も参加するのは好きな方だけど企画するとなると勝手がわからなくて途方に暮れてしまうからやる気にもならない。
亜子も宍戸くんとクリスマス過ごすっていってたしな。帰ったらクリスマスケーキくらい食べるべきか?シャンパンつきで?…そもそも私はクリスマスをしたんだろうか?
なんとなく胸の辺りがもやもやとしてなんともいいがたい気持ちになっていると片付けていた座席で手袋を見つけレジの方を見やった。レジの奥に出入り口のドアがあるのだがそこには誰もいなくてもう1度手袋を見た。
品のいい色合いで丈夫そうだが使い込まれてる感はあった。大事にされてるんだなってこちらにまで伝わってくる。もしかしたら気づいて戻ってくるかもしれないけど、さっき帰ったばかりだからもしかしたら追いつけるかもしれない。
周りを見てちょっとくらいなら大丈夫かも、と思ったはバイトの子に声をかけ「すぐ戻るから」といって店を出た。
コートのない状態で外に出るのは結構寒いが目を凝らして周りを見やる。あ、いた。
「すみません!忘れ物ですよ!!」
走って追いかければ程なくして手袋の持ち主に辿り着いた。振り返ったのは初老の夫婦で、少しだけ話を聞いたのだがお子さん達が成人して家族を持ったのもあって今日は2人だけで食べに来たのだという。
それを楽しそうに話す2人にいいな、と思っていたから余計に忘れ物を届けたかったのだ。
が持っていた手袋を見た奥さんは「あらやだ」と朗らかに笑うと「ありがとう」と丁寧にお礼をいってそれを受け取ってくれた。やっぱり大事なものだったらしい。旦那さんからの誕生日プレゼントなのかな?
「残念だな。これで手が繋げなくなった」
「何いってるんですか。手袋があっても手は繋げますよ」
まるで新婚みたいな会話に笑みを漏らすとに別れを告げて2人は背を向けた。気温は結構低いはずなのにゆったりと歩きながら帰る夫婦を見るとそんなことなど些細なものに思えた。
スッと差し出された腕に手を絡めた奥さんと寄り添うように歩く2人にほんわかと胸が温かくなる。あれなら手袋があってもなくても一緒にいれるよね。
「……いいなあ、」
お互い幸せそうに微笑んでいたのを思い出し、しみじみと言葉が漏れた。いいなあ、いつかはあんな風に誰かと一緒にいれたらいいな。そんなことを思った。
それからお店に戻ったは調理場に戻りあくせく働いた。ずっと連勤だったけど明日は休めるから少しだけ心が軽い。やっぱり帰りにケーキ買ってお酒も買ってのんびりクリスマスでもしようかな。
「さん、ちょっといいかい?」
「はい?」
顔を出したマネージャーに呼ばれて行くと個室の方で自分を呼んでる客がいるというのでそちらに向かった。もしかして岳人くんか?と思ったが個室に通されるのは団体客くらいだ。もしくは跡部さんみたいな有名人か。
跡部さんは有名人か、と考えて微妙に違和感を感じながら奥の部屋を覗くとこれまた見覚えのある顔が勢ぞろいしていた。
「やあさん、久しぶり」
「不二くん久しぶり…って、えっ?どうしたの?!」
「…がここで働いてると教えたらどうしてもここで食べたいと言い出してな」
呼び出しはどうかと思ったのだが、と苦い顔をする手塚くんに苦笑すると、彼の目の前の席に座っていた不二くんが「だってさんを誘っても断られてばっかりだったし。だったらこっちから会いに行こうと思ってね」と意味深にニヤリと笑った。
「のシフトが今日の確率90%。ちゃんと当たっていたみたいだな」
「……そ、そうなんだ」
最後に目が合った海堂くんが会釈してくれ手を軽く振って返すと、大石くんが「忙しいところ呼び出してすまない」と彼らしい気遣いをしてくれた。相変わらず気配りスキルが半端ない。
それにしても改めて青学メンバー全員が集合すると圧巻だな、と思う。見た目の格好良さもだが雰囲気もそこら辺の人達とは一味違うなと思わせるものがある。
学生の頃も格好いいなという認識はあったが目の前の光景にそりゃそうだよ、と今更自分に同意していた。
そんなことを考えていたら手前にいた桃ちゃんが「何言ってんスか、大石先輩!」と眉を寄せこっちを見てくる。
「大石先輩が謝ることねーっスよ。謝るべきは越前なんスから!」
「え、」
呼んだのコイツなんですから!眉を寄せたままの桃ちゃんに誘導されるように視線を下げれば、1番手前の席にだらしなく座る彼がいた。
彼はをついっと見上げると口元をつり上げゆっくりと立ち上がる。その目線はどんどん上がっていってついには手塚くんと同じくらいの高さになっていた。
「久しぶり、先輩」
そういって色っぽく微笑んだリョーマくんは流れるようににハグをして、それから頬にキスを落とした。あまりにもナチュラルにされては目を瞬かせ呆気にとられたが、つっこみは桃ちゃんがしてくれた。
「越前おまっ何やってんだよ!!」
「…痛いっスよ桃先輩」
「当たりめーだ!!先輩も呆然としてるじゃねーか!」
迷惑だろ!と怒ると頭を摩ったリョーマくんがこっちを見て「迷惑だった?」としおらしく見つめてくる。何、そのしょんぼりした顔。まるでワンコでも見てるような気持ちになって思わずドキリとしたはそのまま「ううん」と否定してしまった。
「そ。よかった」
「…て!また抱きついてんじゃねーよ越前!!」
全くお前は隙あらばろくなことしねーんだからよ!と桃ちゃんに引き離され渋々座ったがリョーマくんは飽きもせずの手を掴み、にぎにぎと手の感触を楽しむように握ってくる。
それを見て桃ちゃんは呆れた顔をしたが頬杖をついて見上げてくる王子様には見えていなかった。というかしか見てない格好になっていた。
「日本に戻ってきたんだ」
「うん。今はオフシーズンだから。あとクリスマスだから帰ってこいって言われてさ」
家族で祝うとか面倒くさい、と溜め息を吐くリョーマくんに「いいじゃん」と微笑むと彼はあの頃の不敵な笑みと成長した分だけ備わったらしい色気で微笑んだ。まさかの流し目ですか。どこで覚えたんだろう。それ必殺技に使ってるの忍足くんだけだったんだけど。
熱を持った視線でじっと見つめてくるリョーマくんに何とも落ち着かない気分になって視線を泳がせれば視界の端に手塚くんが見えて思わず救助を目で求めてみた。いや、不二くんそこ笑うところじゃないです。乾くんもいい加減ノートにデータ書き込むの卒業してください。
「仲いいね。クリスマスパーティーなんて」
「それだけじゃないっスよ。越前の誕生会も含まれてるんスから」
「誕生日、昨日だったけどね」
どうせなら当日に祝ってほしかったっスよとぼやくリョーマくんに「そりゃ当日は家族で祝いたいだろうっていう俺らの優しさだ!」とかいって桃ちゃんが以前のようにリョーマくんの頭をぐりぐり撫で回した。仲いいなー。
「あ、そんなことより…桃先輩黙って…先輩って和食得意?」
「う、うん。一応作れるよ」
「じゃあ今度俺の為に作ってよ」
俺当分こっちにいるからさ。そういうとリョーマくんはもう片方の手をの腰に回そうとしたので咳払いと「越前、」という低めの言葉と一緒に手塚くんに制された。
「…いい加減にしろ。が困っているだろう」
彼に視線を向ければまっすぐリョーマくんに向いていて、睨まれた王子様は面白くなさそうに口を尖らせると「ちぇ、」といって渋々掴んでいたの手を離した。やっと解放された手に苦笑すれば「まったくお前は!」と桃ちゃんがリョーマくんを小突いて叱っている。
こういうところは年下って思えるんだけど、さっきは年下ってことうっかり忘れていたよ。リョーマくん、相変わらず恐ろしい子だね。
「越前は海外に戻って更に手がつけられなくなったって感じだね」
「手癖が悪いぞおチビ!」
「…俺もうチビじゃないんですけど」
むしろ菊丸先輩の方が小さいんじゃないんスか?と先輩達に窘められ不機嫌になったリョーマくんが零すと乾くんまでが「確かに越前にチビというのは不適切かもしれないな」といいだし、急遽そこで背比べ大会が始まってしまった。
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その後もリョーマくん達は楽しく騒いだようだがは仕事中だったので早々に退出して、次に顔を合わせたのは彼らが会計を終わらせた時だった。
バイトの子に呼ばれて個室に向かうと丁度出入り口で撮影大会が始まっていた。そういえば手塚くんもリョーマくんも有名人でした。しかもマネージャーはテニスが好きなのでちゃっかりサインまで貰っている。抜かりがない。
きっと店の入り口の掲示板に貼るんだろうな、と思いつつその光景を眺めていると手塚くんと目が合った。
「今日は来てくれてありがとう。気をつけて帰ってね」
「…ああ。とても美味しかったと伝えてくれ」
「うん。小塚さんも喜ぶよ」
小塚さんは手塚ファンだからね。絶対喜ぶだろう。ニコニコと頷けば小さく微笑んでいた手塚くんの顔が少し曇った。寄せられた眉間に目を瞬かせるとおもむろに彼の手がの頬を触れようとしてすんでで留まった。
「どうした?随分疲れた顔をしているが」
「…ああ、うん。ここずっと出勤だったから。やっと明日休めるんだ」
「そうか。ちゃんと休むんだぞ」
「うん。弦ちゃんにも同じこといわれた」
「……俺は真田ではないぞ」
「うん。わかってる」
嫌そうに眉を潜める手塚くんに狙って言いました、と笑った。こういう時の手塚くんいい顔するよね。冗談だとわかってもまだ納得しきれない顔で「なら、いいが」と零す手塚くんも美味しい。
こういうところも実は弦一郎に似てるんだけどそれは内緒。あんまり苛めると可哀想だし。
のように感情があからさまに出ない手塚くんだが告白前後はとてもわかりやすかった。見てわかるほど動揺したり顔がほんのり赤くなったり、そんな手塚くんに実はちょっと可愛いな、なんて思ってたんだけど今は大分落ち着いたように見える。
そんなあっさりと消えるものではない、といっていたからうまく隠しているんだろうけど。そんな気遣いが出来る手塚くんに凄いな、とも、申し訳ないな、とも思った。
りょまたんハピバ!
2014.07.15
2015.12.24 加筆修正